小さな子にお勉強を教えるのは難しいですよね。
覚えが悪かったり飽きっぽかったりヘソを曲げてしまったり…。
本当にこんな教え方でいいのか不安になります。
専門の子育て本なんかもありますが、誰にでも当てはまる正しい教え方ってないんですよね。
そこで今回は子どもにひらがなを教えるため苦労したままの体験談を集めました。
この体験のどれかがお子さんの学習向上のヒントになれば幸いです。
紙からタブレットで興味津々
当時、年少さんになる男の子なのですがひらがなが上手く書けずに悩んでいました。
読む事はすらすら出来ましたが字をかかせようとすると突然泣き出し泣き疲れて寝てしまうという事があり、もう不安で仕方ありませんでした。
学力を上げるために紙の上での勉強はやめてタブレット学習に切り替えました。
すると字を書くのを嫌がっていた息子も面白いと言って自分から、タブレットで字を書くようになりました。
小学校になった今はすらすら字を書くようになりタブレット学習に切り替えて良かったなと思っています。
今、子どもの学力に不安を感じてる方がいらっしゃるなら、我が子にあった楽しめる勉強方法を色々模索してみるのがおすすめです。
紙学習が向いてるお子さんならえんぴつを水性ぺんに変えてみたりすると子どもも楽しいと感じて字をたくさん書いてくれると思います。
ぜひ色々ためしてみて下さい。
かるたやしりとりの遊び感覚で
現在13歳の長女と6歳の長男がおります。
上の娘は幼稚園時代から本や知育ドリルが大好きで、小学校入学前には読み書き、ひらがなカタカナどちらも完璧に理解していました。
その為学力への不安はなかったのですが、現在6歳の長男は娘とはちがいました。
海外の幼稚園に通っていた影響でなかなかひらがなへの興味が身に付かず、身の回りや看板に日本語がある事がいかに大事か痛感しました。
ですが休みの日に文字のカルタやしりとりをしたり、私の言った言葉を紙に書いてもらう事で今はひらがなの読み書きは8割かたできるようになりました。
今年の4月に小学生になるので、入学後にまた違う悩みが出てきそうですが頑張って欲しいです。
ご褒美で釣る
現在2年生の男の子なんですが、ひらがなの読みは早く習得しスラスラと読めていたのですがなかなか書くことができず悩んでいました。
通っていた保育園が積極的に教えてくれる園ではなかった事もあり家で教えていたのですが、小学校入学を控えた年長さんになっても書けず焦りました。
このままではいけないと思い、ひらがな全部描けるようになったらゲームを買ってあげると約束をし練習をさせました。
物で釣るのはどうかと思いましたが、小学校で書けないのは困ると思い頑張らせました。
結果なんとか入学するまでにひらがなは書けるようになりました。
現在2年生になり綺麗な字とはいえませんが、ひらがなもカタカナもスラスラ書け、漢字も得意な子に育っています。
積み重ねの習慣化
息子が幼稚園に入る前のこと。
夫から読み書きは幼稚園前に教えておけばと言われて正直かなり焦った。
というのも初めての子育てで、下の子も生まれたばかり。
この状態で入園前に手習いまでできるかなという不安があった。
本の読み聞かせは赤ちゃんの頃(6か月)くらいからしていたのがよかったのか、読みはスムーズにできた。
問題は書きの方で、鉛筆の持ち方・書き順・あいうえおの並びと毎日子供と葛藤しつつ、なんとか覚えることができた。
入園後、習い事系のことは一切しない幼稚園だったので、大変だったけどやっておいてよかった。
幼いころから、毎日少しづつするというのは親子で大変だ。
しかし、積み重ねることで習慣化する。
現在小5になり、督促せずとも毎日読書をし課外勉強もしてくれるので少しは報われたのかなと思う。
プレッシャー意識をなくす
子供が5歳位の時に平仮名が苦手で心配でした。
しゃべることはできるのですが、文字を読むことがどうも苦手でした。
平仮名を読めないことで自信をなくしていたので、それが理由で勉強を嫌いになってほしくないと思い、「無理に覚えなくていいよ」と覚えなくてはいけないという意識をなくしてあげました。
その後は、お風呂にあいうえおシートを貼って、一緒に声に出して遊びながら勉強したりして、そのうち覚えてくれました。
勉強も、無理強いせず一緒に楽しくやってあげるとできるようになるんだなと思いました。
好きな車で文字練習
息子が幼稚園年中、年長くらいの時に文字に興味をもたず、ひらがなも読めず、絵本も読んでもらうものは聞くものの自分から進んで読もうとはしなくて不安に感じました。
通園していた幼稚園では、文字の練習など全くしなかったので先生に相談しても全く話になりませんでした。
息子は車に興味があったので車のメーカーや車種などを平仮名やカタカナで現したところ、それだけには興味を持ち少しづつ覚えたり、読んだりできるようになりました。
今では小学校中学年ですが、問題なく文字の読み書きができるようになりました。
まずは、子供の興味を持っていることに置き換えて、興味を持たすことが大切なのかなと思います。
また、外に出た時などに看板や駅の駅名など目にするモノを読ませて、あっていたら大袈裟くらい褒めてあげるとやる気がでるようです。
短時間勉強で集中力アップ
子供が小学一年生の頃ですが、学校で漢字のテストがありました。
そのテストは出題される問題はあらかじめ分かっていましたが、90点以下だと再テストになります。合格点は高いので私達も協力して教えました。
しかし最初は間違いが多く、この子は暗記が苦手なのかと考えていました。
繰り返し漢字練習を行い少しずつ間違いは減りましたが同じ間違いを繰り返すので、学力の問題なのかと心配になりました。
その後、子供が間違いを繰り返すのはどうやら集中力の問題だと分かりました。
勉強をやらせても早く終わらせたい意思で適当になってしまうので、日頃から勉強を習慣化させることが大事だと感じました。
そこで一回の勉強時間を10分までにしました。
30分だらだらやるより10分を三回やらせるほうが集中できるようでした。親の手間は増えますが仕方ありません。
そのかいあってテストは合格できるようになりました。
ひらがな表とキャラクターのノート
男の子の幼児期、5歳を過ぎた頃に周りのお友達は習い事でお勉強をするようになりました。
我が子は赤ちゃんの頃から全く絵本に興味がなく、文字にあまり触れてきませんでした。
小学校入学が近づいてくると自然と文字に興味を持つだろうと思っていましたが全く興味を持つ様子がなく不安に思いました。
少しでも興味を持ってもらおうと、トイレにひらがな表を貼ることから始めました。
当時興味を持ち始めたキャラクターの名前をノートにひらがなで書いてみたりして、少しずつ文字に興味が湧くように工夫してみました。
その結果、入学前にはひらがなだけでなく、カタカナや簡単な漢字も読み書きできるようになり、興味を持つと子供の伸びはすごいんだなと実感しました。
現在小学校4年生ですが、漢字が大好きで毎日新しい漢字を探し、漢字辞典で調べて記録するのが日課になっています。