わが子には色々なことをどんどん学んでほしいですが、かといって無理強いして勉強嫌いになるのは避けたいですよね。
なので「興味なし」というお勉強のきっかけを作れない状態が一番困ります。
今回は、年長さんなってもひらがなに興味を持ってくれない子が心配なママの体験談を集めました。
手詰まり状態脱却のヒントになれば幸いです。
きっかけはパズル
今年から娘も年中さん。日々の成長を見ていると時の流れは早いなと感じます。
1歳半検診では発語が遅れているとのことでひっかかってしまい、3歳を過ぎても思っていることをうまく伝えられず不安な気持ちになりました。
娘の兄である長男は、今年から6年生。
長男は歩き出すのも言葉を話し始めるのもとても早かったので、知らず知らずのうちに比べてしまっていたのも不安に思った原因のひとつかもしれません。
幼稚園に入るとお友達ができておしゃべりはできるようになりましたが、お絵かきやひらがなには全然興味を示さず、絵本の読み聞かせもあまり食いつかず。
私ひとりで焦って娘を急かすよりも、娘のペースでゆっくり覚えればいいやと思い、娘の好きなキャラクターの「数字パズル」をプレゼントしてみました。
これまでパズルを買ったことがなかったので気づきませんでしたが、娘はパズルがとても得意なようで、何度も何度も完成させてはひっくり返して、また完成させて…ついにはピースが裏向きになっていてもどこに当てはめるかわかってしまうほどになって1~10までの数字をあっというまにマスター。
もうめちゃくちゃ嬉しくてその勢いで「ひらがなパズル」をやらせてみたらこれも夢中で遊んでくれて、ひらがなも途切れ途切れではありますが読めるようになりました。
私自身、発育が遅れているといわれるととても不安になりましたし、焦った時期もありました。そのままいろいろな知識を無理矢理覚えさせようとした可能性もありますが、「まぁ、いっか」と娘のペースに合わせることができたので良かったなと思っています。
焦らず一緒に遊びながら学ぶという選択は、母にとっても子どもにとっても良い経験になりました。
興味持つタイミングは人それぞれ
年長の娘が、ひらがなやカタカナなどに一切興味を示しませんでした。
まわりのお友達はひらがなを読んだり書いたり、漢字まで覚えている子もいるのに、娘は全く関心を持っていないようで心配でした。
知育パッドのようなものを買ってもあまりやらずに、本当にいつか文字が読めるようになるのか不安でした。
が、小学校入学の直前くらいから急に本を自分で読みたいと思うようになったみたいで、猛烈にひらがなやカタカナをマスターしていきました。子どもの力ってすごいなと実感しました。
今ではスラスラ読んだり書いたりできます。
子どものペースがあるので、焦らなくて良いんだと思います。
勉強感をなくすためクレヨンから
4歳の男の子で、ひらがな・カタカナは早くから読めるようになったのですが、鉛筆の持ち方を注意したことが気に入らなかったらしく、ひらがなを書くことを嫌がって長い間練習しようとしてくれませんでした。
なので読みはできるのに書くほうが苦手に。
周りの友達はひらがなを書けるようになっている子もいたので焦りました。
そこで持ち方は気にせずクレヨンで絵を描くことを楽しむところから始めた結果、徐々に書くことに抵抗がなくなってきて、やがて鉛筆で書くようになってくれました。
なので周りのペースは気にせず、気長にその子のペースを待ってあげることが大事だと思います。
そしてスイッチが入ったらすぐにサポートできる体制を常に準備していてほしいです。
いまだ不安
私の子供は早生まれ、そのため同学年の他のお子さんより成長が遅い。
体格が他のお子さんより小さいため歩くのが遅い。歩くのが遅いとうちの子供だけ置いてきぼりをくらう。
成長が遅いと、オムツを履かなくなるのも遅い。
4月から小学生になるのだが1月になってもお漏らしをしてしまう、本人はそのことになんの躊躇いもない。
他のお子さんは自分の名前が漢字で書けて親の名前も書ける。
だが、うちの子供は漢字は疎か、自分のこと〇〇ちゃんと略名でしか言ない。
うちの子は、親に甘えているの、それともアホなの?
他のお子さんは動物の名前を覚えているのだが、うちの子供は名前は覚えず鳴きマネばかりして幼稚園の先生を困らせている。
イスに長時間座っていられるようにしておかないと、小学校に上がった時に授業の妨げになると言われている。
いまのところ不安しかない。
耳の病気だった
娘が5歳のころの話です。
文字や数字に興味がない様子、というか親や友達の話すことも理解できないような態度をすることが多くなっていました。
その様子から、ひょっとして頭に何か問題があるかも?というのが当時の親としての不安な気持ちでした。
心配になっていろいろ病院でみてもらったところ、内耳の所に水が溜まってしって耳が聞こえにくという症状がわかりました。
どうやら聞こえにくいので理解しにくい、物覚えが遅れていたようです。
耳は長い時間かかりましたが、どうにか小学生高学年頃に完治しました。
その間、親としては子供が話の内容を理解できるまで、同じことを何度も説明をしてあげるということを繰り返しました。
そのためもあってか、学力の方も心配したほどではありませんでした。
同じような症状を持つ子供も結構いるということですので、親としてはまず原因の究明。そして子供に辛抱強く的確なフォローをしてあげて欲しいと思います。